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今回の住宅は在来木造の架構の美しさをそのまま表現した上で断熱、調湿、通風といった快適な環境を作り出すことをテーマにしました。
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既存の庭を活かした為、ポーチの奥行きに制限があり、木製建具で片引き戸を造りました。三和土(たたき)は洗い出しです。場所は広島市近郊でも寒さの厳しい処です。
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ダイニングキッチンとリビングの間仕切り戸は1ヵ所に引き込んで、ワンルームにも使えるようにしました。床は桧のムク板。天井は化粧桁と杉板貼。壁は珪藻土塗り。ムクの木と珪藻土、断熱サッシとペアガラスのおかげで結露もないそうです。
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素朴な 仕上げとビビッドな赤のシステムキッチンがよく似合っています。確かにこの家は、そこまでの数値的な高性能はありませんが、感覚的な快適さは充分にありました。暖房器具は、居間(LDKで22帖)で小さなファンヒーターを1台使っているだけでした。
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6帖の和室ですが、出窓と吊押入で広がりが感じられるようプランニングしました。右手前に少し見えるのはミニキッチンです。
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DATE
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所在地・邸名 |
総工事費 |
施工面積 |
築年数 |
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安佐北区久地 M様邸 |
約2460万円 |
約124.21m2 |
新築 |
設計のポイント
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担当者からのコメント
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今回の住宅は在来木造の架構の美しさをそのまま表現した上で断熱、調湿、通風といった快適な環境を作り出すことをテーマにしました。
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居間に入り桧の床に直接座り込み、小一時間ほど施主の感想をうかがいました。その間、桧の肌触りの良さは感じましたが、寒さはまったく感じませんでした。家族の皆さんの喜びの声を聞くととてもうれしかったです。
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