貸事務所を家主の住居にリフォーム。広島の道建設。


貸事務所３室の壁を取り払い、オーナー夫妻の住居にコンバーションする計画です。


玄関、ローカなどを排除し、LDKに直接入ります。全ての空間を居室にしました。


４人家族には少々狭いスペースでした。そこを解決する工夫として、通路に簡易なサンルームを設置し、玄関的な活用を提案しました。


思い出に、お子様の手形を取りました。将来、この家をリフォームした頃のことを思い出すことでしょう。


鉄骨造の建物なので、大きな梁がありました。そのまま囲うだけだと無粋なので、小梁をデザインしました。限られたスペースの中で、収納も取っています。


どこかに和のテーストが欲しいと奥さまのたっての希望で、トイレの中に、和風の違い棚をイメージした造作をしています。


子供室だけには、寝ころんで遊べるようにパインの床を採用しています。テーストもカジュアルな雰囲気にしています。


奥の事務所用通路を、勝手口からのサービスヤードとして活用しています。

　図面

　担当者からのコメント

スペースが限られているので、サンルーム風玄関がポイントでした。
お客様の希望はシンプルでシャープなデザインでした。
天井高も低く梁も下がっており、デザインとともに感覚的に圧迫感を無くすことにも腐心しました。
性能面は、現場発泡ウレタンとインナーサッシで断熱性能を向上させました。