|
築70年程度の古民家再生です。
20年ほど前、結婚して入居する際に改装したが、生活の中心となるLDKなどが北側の薄暗い場所で、使用しない和室の続き間の日当たりが良いという間取りでした。 |
|
新婚当時に改装されましたが、家族が過ごすLDKや個室は殆ど北側にあり、快適とは言いがたい環境でした。
一番日当たりの良い床の間の部屋を居間にして活用する提案をしました。 |
|
|
畳を無垢材に替えた他は、床の間や欄間、書院などの造作を極力残して、新しい空間を生かす設計を心掛けています。 |
|
|
|
|
|
キッチンは対面にレイアウトしました。
食堂の採光や居間との繋がりで、明るさと開放感がある空間です。 |
| |
|
|
|
玄関ホールを通り過ぎ、最初に訪れるこの場所の雰囲気が次へ繋がる部屋への期待を抱かせます。
この和室はご主人の趣味で埋め尽くされそうです。 |
|
|
|
|
|
|
|
床の間で不要になった違い棚を再利用して、ホールの飾り棚として再生しています。 |
|
|
|
玄関サッシや開口部は全て断熱サッシペアガラスに取替えました。
玄関周りの造作は、活かすべきものは残し、玄関サッシやタイルはモダンなものを選び、
新鮮さを表現しています。
|
|
|
|
|
図面 |
|
DATE |
工期 |
施工面積 |
総工事費 |
|
3ヶ月 |
137m2 |
1,550万円 |
担当者からのコメント |
契約後、諸事情で計画自体が頓挫しかけました。
計画全体を見直し、全体の施工範囲は維持しコスト削減を目指しました。
柱や鴨居、天井材など、古いもの、傷ついた物をそのままの状態で復元しました。
そうした工夫でコストを抑えながらも、新しくした材料との調和を図ったデザインにしました。 |
|